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衣類の紫外線対策![]() ところがフロンガスなどによって、オゾン層の破壊が促進され、地上に入り込む紫外線の量が増加し、人間の健康への影響が深刻な問題になってきました。紫外線は、皮膚のメラニン色素の成長を助長し、皮膚を黒化させ、さらには皮膚がんの危険性まで指摘されています。だから、それらから身を守る事が必要になってきているのです。 もちろん、皮膚だけではなく、人が身にまとう衣類も紫外線で痛みます。色柄物は紫外線によって色があせてしまいます。繊維の中には、もともと繊維自体に紫外線をある程度カットする性質を持ったものもあります。ポリエステルや毛などはその代表的なものといわれています。でも、すべてにそのような性質があるわけではありません。それで『UVカット加工』が施された商品が登場してきたというわけです。 このUVカット加工には、主に2つの方法があります。 1)練りこみタイプ 紫外線を吸収したり、反射したりするセラミック微粒子を繊維に練りこんで紫外線を防止する方法です。 2)コーティングタイプ 紫外線を吸収したり、反射したりするコーティング剤を繊維の表面に施して紫外線を防止する方法です。 また、時々耳にしますが、色や生地の厚さも紫外線帽子に関係があるでしょうか? 一般的には、濃い色のものよりも薄い色のもの、生地の厚いものよりも薄いものの方が紫外線を通しやすいといわれています。だから、見た目ちょっと暑くるしく感じるのですが、日傘も黒のほうが良いといわれるんですよね。そして、これらに加えてUVカット加工をした製品となると、かなり紫外線を防ぐ事が出来ます。 ![]() |
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