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洗剤の話

体や衣類などを洗うためには欠かせない洗剤。この洗剤は大きく分けて『合成洗剤』『石鹸洗剤』の2つがあります。さて、今回は特に衣類の洗剤として、この2つの洗剤を取り上げてみたいと思っていますが、どちらをお使いですか?尋ねられて、あれ?どっちだったかな?と考えてしまう方も多いかもしれません。以前は石鹸が主流だった日本ですが、現在では合成洗剤が主流ですので、大抵の方は、合成洗剤をお使いでしょう。

ところでこの『合成洗剤』生まれは第一次大戦中のドイツなんだそうです。石鹸の代わりに石油から作られました。当時は今以上に、毒性が強く泡が消えないといった問題が大きかったようです。洗剤の容器の裏に大抵表示されている『蛍光剤』または『蛍光増白剤』は、いわゆる『白く見せるために入れられた薬品』です。人体に悪影響があるため、食品衛生法(食品、食品包装材料)、薬局方(ガーゼ、脱脂綿)薬事法(生理用品、トイレットペーパー)等に使用禁止とされています。もともと体に影響があるので、皮膚炎や湿疹、肌荒れの原因の一つにもあげれられています。肌が弱い方や小さな子供にとっては無視できない存在ですね。

また、白いものをより白く見せる働きをする成分の蛍光剤ですが、よく溶かさずに衣類の上にかけて使うと、洗剤がかかった部分だけが白っぽくなってしまうこともありますので、よく溶かして使いたいものです。おしゃれ着用の洗剤では、この蛍光剤が入っていないものもあります。裏の成分表などを確認する事をおすすめします。

ところで『石鹸洗剤』はというと、人類のはるか昔から使われているもので、動物の油や灰を利用したのが始まりだといわれています。石鹸は水に溶けにくく、特に冬はぬるま湯に溶かして洗濯物を入れなければいけませんし、石鹸カスが出たり、すすぎが悪いと仕舞っている間に黄ばんだり石鹸臭さが出たりするので、家庭では敬遠されがちのようです。ただ、最近では、環境や人体への影響が少ない事から、より使いやすいように、液体石鹸なども開発されているようです。コスト的には高めのようですが感心がある方にとってはありがたいものになっているようです。

さらに石鹸洗剤の特徴は、蛍光剤が入っていませんし、仕上げ剤が必要ないということもあります。かえって使わないほうがふんわりとして肌触りがいいと感じる場合もあるほどですし、どうしても肌触りが硬いと感じる方は、すすぎの最後に大さじ1杯ほどの『酢』をいれて1分ほどまわしておくと、ふんわり仕上げる事が出来ます。酢のニオイは気になりませんし、殺菌作用もありおすすめです。

ただし、石鹸洗剤では、ウール製品などを洗う事は出来ません。おしゃれ着洗いには合成洗剤が必要です。洗剤も用途に応じて賢く選んで使うようにしましょう♪


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