衣類トラブルのトップへ戻る

衣類の紫外線対策

『オゾン』と言う単語を耳にしたことが、きっと皆さんもおありだと思います。オゾンという物質は、酸素原子が3つ集まった物質です。実はオゾンは吸いすぎると人間の体には害になるんです。でも、地上から25km〜45km上空にあるオゾンの密度が高いところにあるオゾンの層が、太陽から地球に来る紫外線を、人には害のない程度にまで防いでくれているのです。

ところがフロンガスなどによって、オゾン層の破壊が促進され、地上に入り込む紫外線の量が増加し、人間の健康への影響が深刻な問題になってきました。紫外線は、皮膚のメラニン色素の成長を助長し、皮膚を黒化させ、さらには皮膚がんの危険性まで指摘されています。だから、それらから身を守る事が必要になってきているのです。

もちろん、皮膚だけではなく、人が身にまとう衣類も紫外線で痛みます。色柄物は紫外線によって色があせてしまいます。繊維の中には、もともと繊維自体に紫外線をある程度カットする性質を持ったものもあります。ポリエステルや毛などはその代表的なものといわれています。でも、すべてにそのような性質があるわけではありません。それで『UVカット加工』が施された商品が登場してきたというわけです。

このUVカット加工には、主に2つの方法があります。
1)練りこみタイプ
紫外線を吸収したり、反射したりするセラミック微粒子を繊維に練りこんで紫外線を防止する方法です。
2)コーティングタイプ
紫外線を吸収したり、反射したりするコーティング剤を繊維の表面に施して紫外線を防止する方法です。  

また、時々耳にしますが、色や生地の厚さも紫外線帽子に関係があるでしょうか? 一般的には、濃い色のものよりも薄い色のもの、生地の厚いものよりも薄いものの方が紫外線を通しやすいといわれています。だから、見た目ちょっと暑くるしく感じるのですが、日傘も黒のほうが良いといわれるんですよね。そして、これらに加えてUVカット加工をした製品となると、かなり紫外線を防ぐ事が出来ます。

ただジャケットや日傘など、しばらく使っていると本当にUVカットの能力は保っているのかしら?とちょっと不安になる事もあるかもしれません。そんなときには、市販されているUVカットスプレーを使うと良いです。これだと、もともとはUVカット加工が施されていない日傘なども、UV効果を得ることが出来ます。健康を守りながら、色柄も長く楽しむ事が出来る。まさに一石二鳥ですね♪

(C) AMIAMI